2014 年 11 月 30 日(待降節第 1 主日)からの、ミサ中の聖体拝領方法について 〜日本におけるミサ中の聖体拝領の方法に関する指針〜

2014年9月4日に日本カトリック司教協議会が、「日本におけるミサ中の聖体拝領の方法に関する指針」という教令を11月30日より発効するように公布しました。この指針にもとづき、西町教会では通常の御ミサの中で御聖体の受け方について、以下の決まりを守るようにお願い致します。

  1. 聖体拝領の儀が始まると、手を合わせて行列に並ぶこと。
  2. 先の拝領者が脇に寄ると一礼してから司祭の前に進み、片手のひらを上にし、その下にもう一つの手を添えて差し出すこと。
  3. 司祭がご聖体を示しながら「キリストの御体」と言うと、拝領者は必ず、「アーメン」と答えること。
  4. 司祭が手のひらの上に御聖体を置くと、拝領者は一歩脇に寄って止まり、片手の指で御聖体をうやうやしく取り上げ、もう一つの手を添えながら口に入れる。その場ですべてを拝領すること。
  • 注意1:司祭が御聖体を授けている時(司祭が御聖体を手のひらに置く時)に、手も頭も下げないようにご注意ください。(御聖体が滑って落ちないために。)
  • 注意2:移動しながら、また自分の席に戻りながら御聖体を拝領してはならない。
  • 注意3:この度の司教団の教令では、「一同が同じ姿勢で拝領することによって、ミサに集まった会衆の一致のしるしとして表す」と教えられているから、信徒の皆さんには1~4を御自分の身につけるように努力してください。
  • 注意4:また、この教令にしたがい、日本の教会では御聖体を立って拝領すること、そして手で受けるか口で受けるかを選ぶことができるが、口で受ける場合、侍者(祭壇奉仕者)は口の下に拝領用の受皿(パテナ)を添える必要があるとなっている。これに付き、西町教会の事情では、すべての御ミサにおいて、この奉仕をする侍者が不足しているために困難な側面があるので、信徒の皆さんの手に御聖体を受けて頂くように薦められます。ただし、病人、体の障害や子どもを抱いている方などは、遠慮なく口で拝領してください。

御聖体を頂く方法について以上の決まりを守ることは、形式的なもののみならず、御聖体の内に秘められているキリストの現存を認める表現となり、神様に対する愛と尊敬する心の表現とならなければなりません。信徒の皆様に御協力をお願いつつ、御聖体の豊かな恵みを生きることができますようお祈り致します。

西町教会司祭団
主任司祭ジェブーラE.

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